白内障に罹った方は、水晶体が濁ったことにより正常にものを視ることが出来なくなります。
水晶体の濁り方はみな違うので、見えにくさ・症状はさまざまです。
よくある症状は、目のかすみです。
次のような症状のある方は、白内障に掛かっている可能性があります。
・かすんで見える
・視力が低下する
・光をまぶしく感じる
・二重、三重に見える
・網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下してしまう
・一時的に近くが見えやすくなる、眼鏡が合わなくなる
※充血したり、痛みを感じることはありません
正常な見え方 |
もやがかかったような見え方 |
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光が強くてまぶしい |
二重、三重に見える |
水晶体の濁り方は患者様それぞれ違います。
一般的には、水晶体の周辺部(皮質)から徐々に濁りが進行するケースが多いです。
この状態は、水晶体の真ん中付近は濁りがないので、見え方に特に異常は見られません。
濁りが真ん中付近に達すると、まぶしくなる、目がかすむ、などの症状が起きるようになります。
これとは別に、水晶体の真ん中から濁りが始める場合もあります。
この様な場合、一時的に近くが見やすくなった後に、目がかすむようになります。